就活で求められる「コミュニケーション能力」って一体なんのこと?

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就活でもっとも求められるコミュニケーション能力

経団連の調査によると、選考する企業が就活生を選考する際に重視する要素として8割以上の企業が「コミュニケーション能力」を挙げています。2001年ごろには約50%程度だったものが2004年以降はトップとなり、8割以上をキープ。おそらく今後もこの傾向は変わらないと思われます。

2018年度 新卒採用に関するアンケート調査結果( 一般社団法人 日本経済団体連合会)

いま企業でコミュニケーション能力が求められる理由とは?

なぜここまで「コミュニケーション能力」が企業で求められるのでしょうか。答えは簡単、コミュニケーション能力が高いほど仕事の成果が出しやすいからです。

会社では自分ひとりでひとつの仕事が完結するということはほとんどありません。だれかのアウトプットを引き継いで作業をおこない、その作業の結果をアウトプットして別のひとに引き継ぎます。仕事は複数のひとの作業の連続です。仕事を引き継がれたり引き継いだりする際に必ずコミュニケーションが発生するのです。つまりこの引き継ぎをスムーズ行わなければ仕事がうまく回らないのです。

コミュニケーション能力についての誤解

就活生は企業で求められるコミュニケーション能力がどういうものか理解していないひとが多いのが実情です。企業が選考で重視する項目になっているのはそのためです。

日本語の読み書きができれば日本語でのコミュニケーションそのものはできて当たり前です。企業がいう「コミュニケーション能力」とはその程度の能力のことではありません。そして就活生が勘違いしがちなのが、コミュニケーション能力の高さを「社交的である」とか「サークルでみんなのまとめ役だった」とか「場の雰囲気をつくるのがうまい」といったことでアピールしてしまうという点です。これらは人間的にコミュニケーションを取るのがうまいというだけにしかならず、企業が求める「コミュニケーション能力を発揮して仕事の成果を出す」ということには繋がらないのです。

コミュニケーション能力はもはや必要条件

選考時に企業がもっとも求めるコミュニケーション能力は、なにも就活生だけが必要とされるスキルではありません。社内外さまざまなひととの関わりの中で仕事をする上で、働く私たちすべてに求められるスキルと言えるでしょう。コミュニケーション能力が高いほうがいいよね、という話ではなく低いと仕事にならないということではないでしょうか。8割を超える企業で選考時に重視するのはつまりそういうことなのです。