我慢しない働き方で仕事を面白くしたい

働くひとは我慢だらけ

私たちは日々なにかを我慢しながら仕事をしています。

毎朝ぎゅうぎゅうに混雑した電車で長い時間をかけて通勤する。朝礼では部長から薄っぺらい内容の話を聞く。たいして意味もない定例の報告会議に参加。お客様からの問い合わせ対応や事務作業などのさして面白くもない雑用をこなして、何だかんだで夜遅くまで残業する。行きたくもない同僚の誘いに応じて飲みに行き仕事の愚痴を言い合う。

少し極端な例かもしれませんが、一部分でも当てはまるというひとも多いのではないでしょうか。毎日前向きに主体的に自分のやりたいことを仕事にできているケースは中々ありません。やりたくなくても仕事だから仕方がないと感じながら仕事に取り組んでいることでしょう。ビジネスパーソンは毎日毎日我慢の連続です。

我慢していては仕事が面白くならない

言われてみれば当たり前の話ですが、我慢しながら仕事をしてもその仕事は面白くなりようがありません。やらされ感満載の仕事を我慢しながら進めているひとが面白そうに仕事をしているなんて見たことがありません。

仕事に面白さを求めてないとか、別に面白がろうと思って今の会社に入ったわけではないというひともいるでしょう。

でも我慢しながら嫌々やっている仕事でスキルアップできるでしょうか。やらされ仕事を我慢しながらこなしているようでは間違いなくスキルアップしません。スキルアップに興味がないのであれば構いませんが、私はスキルアップすることで仕事の達成感を感じますので、スキルアップを感じられない仕事は絶対にやりたくありません。

やりたいことがあるなら我慢しなくていい

自分のやりたいことがあるなら今の仕事を我慢しながらやり続ける必要は全くありません。少しでも今の仕事に我慢していると感じるポイントがあるなら、それは本当に自分のやりたいことなのか改めて考えてみてはいかがでしょうか。

仕事の内容や職場における自分のポジションにもよりますが、自分のやりたいことに繋がらないと思えるならすぐに環境を変えてみても良いでしょう。環境を変えるには転職が一番分かりやすい手段ですが、今の職場で環境を変えることも可能かもしれません。

私は仕事が面白くないので企画書を作り新しい事業を会社に提案してみました。役員から何度かダメ出しをくらいましたが、最終的には私の提案が採用され、新しい事業の責任者に抜擢されました。つまり私は今の仕事に我慢できず、自らアクションを起こして環境を変えたのです。

我慢ばかりなのは気をつかいすぎなのかも

普段は我慢していることを意識していないかもしれません。我慢していることに気づいていないのかもしれません。仕事には面白くない作業もあるでしょう。全く我慢することがないという恵まれた環境も少ないでしょう。

でも自分の仕事そのものがちっとも面白くないというひとは、きっと我慢していることが多いのだと思います。そして上司や同僚、部下など周囲のひとに気をつかいすぎているのかもしれません。そのせいで自分に正直になれないのかもしれません。

相手がどう思うか、自分がどう思われるかばかりを気にし過ぎると自分が見えなくなってしまいます。他人がどう思うかは結局はコントロールできません。最低限の気遣いはマナーの範疇ですが、それ以上に気をつかう必要はありません。自分自身がどうしたいのか、どうなりたいのかをまず考えるべきです。

働き方改革は我慢しないためのもの

いま日本中で進められている「働き方改革」。残業削減や同一労働同一賃金、働くひとや働き方の多様性を認めるといったことを進めています。これらのポイントは、裏を返せばこれまで労働者に対して我慢を強いていたということではないでしょうか。

誰もやりたくないけど長時間残業が常態化している、雇用形態によって全く同じ仕事内容なのに給料が違う、家庭の事情で会社を辞めざるを得ないなど。労働者が我慢して受け入れていたことを是正しようという側面が働き方改革にはあるのだと思います。

日本の労働生産性アップの側面ばかりに着目されていますが、働き方改革はあくまで働き手のものであるべきです。私たち働き手の側も、この働き方改革の機運の高まりをうまく利用して我慢をやめて、自分のやりたいことやなりたい姿を追求しても良いのではないでしょうか。