デキるビジネスパーソンはメモ魔である

メモ、そういえば取ってなかった・・・。

社会人になって初めて勤めた会社の先輩に、仕事で見聞きしたことはどんなことでも全てメモしろと言われました。その頃の私は会社で新人というだけでなく社会人としても経験が全く無かったので毎日見聞きすることが新鮮で知らないことばかり。先輩に言われなくてもメモを取りまくっていました。

でも次第に仕事にも慣れてくると、いつの間にかちょっとしたことではいちいちメモを取らなくなっていました。

メモを取らずに失敗、上司の指示を忘れて・・・

常にメモを取る習慣が薄れてしまったころ、上司からある指示を受けた際にメモを取っていませんでした。すぐに取りかかるのでいちいちメモを取らなくても大丈夫だろうと高をくくっていたのですが、たまたま別の用件が入ってしまい、上司からの指示をすっかり忘れてしまいました。

上司が担当するとても重要なお客様についての指示だったので、お客様を怒らせてしまい危うく取引きがなくなってしまうところでした。

メモはシゴトの基本

なにごとも基本は大事です。メモはシゴトの基本であり営業の基本です。

私の周りにいるデキる営業は例外なく常にメモを取っています。手帳やメモ帳を常に持ち歩き、いつでもメモが取れる態勢を整えています。なぜメモを取らなければならないのでしょうか。

言われたことをすぐ忘れてしまうから

ひとは言われたことをすぐに忘れてしまうものです。私たちは経験的に分かっていることですが、科学的にも実証されています。言われてから1時間で半分は忘れてしまうものです。見聞きしたことを忘れても大丈夫なためにメモを取ります。逆に言えばメモにアウトプットして脳内から意図的に消してしまい、目の前のタスクに集中するというメモの活用法もあります。

メモしている姿で相手に話聞いてますアピール

話の聞き手が熱心にメモを取っている姿を見ると、話し手は聞き手がきちんと話を聞いていると思うものです。実際にきちんと話を聞いているかどうかに関わらずです。もちろん話をきちんとメモをしなければ意味がありませんが、話をしている相手に対して「私はあなたの話をきちんと聞いています」「あなたの話はメモに値する内容です」と伝えることができます。

話をリアルタイムに要約する訓練

相手が話している内容を一言一句メモすることはほとんど不可能でしょう。話し言葉の方がスピードが速いのでそのまま書き写すことは中々できません。裁判や国会などでのやりとりを一言一句すべて書き記す仕事がありますが、特殊な速記法の訓練を積んでいるからできるワザです。一般の私たちは相手が話している内容をある程度要約し重要なキーワードだけを選んでメモする必要があります。頻繁にメモを取る人は自然とこの訓練ができるのです。

日ごろメモを取るクセをつけよう

大事な商談や重要な会議のときだけメモを取るというのでは、なかなか習慣化されずうっかり忘れてしまうかもしれません。常に手帳やメモ帳を手元に置きいつでもメモが取れるようにしておきましょう。

細かいことや朝礼での発言など日ごろの見聞きしたことを何でもとにかくメモを取ってみる。そしてメモしたことを後から見返す習慣を身に付けましょう。メモすること自体も大事なことですが、なにをメモしたのか分からなくなってしまっては効果が半減です。後で見返すことも踏まえると、丁寧にそしてきちんと内容を要約してメモを取るようになります。

まずは身の回りで見聞きしたこと思いついたことをすべてメモする。そして自分のメモを後で必ず見返す。この2つの習慣で必ず一流のビジネスパーソン、営業パーソンになれることでしょう。