文章作成のキホン「アウトライン」

文章ってどのように書いてますか?

皆さんは日常的にどのぐらい文章を書いていますか。仕事でプレゼン資料や企画書、提案書など様々な文章を書いていることでしょう。

文章を書く際にはどのように書いているでしょうか。頭の中で書くことを考えて整理して下書きを書いて清書する、そんなプロセスで書いているのではないでしょうか。もしかするとぶつけ本番でいきなり清書から始める、PowerPointを立ち上げていきなりプレゼン資料を作り始めるという方もいるかもしれません。

文章の目的はひとを動かすこと

ビジネスにおいて作成する文章は、学校で作成する読書感想文などの作文ではありません。基本的には物事を伝えたい相手になにかアクションを起こして欲しいから文章を作成するのです。つまり読むひとを動かさなければならないのです。相手が納得して動いてもらうためには説得力のある文章でなければなりません。

説得力のある文章とはどのような文章でしょうか。それは論理的に内容が一貫している文章です。ぶっつけ本番で文章を書き始めてしまっては、全体的に一貫した内容を保つのはなかなか難しいものです。あらかじめ構成を考えずに断片的に考えながら文章を書くのも内容の一貫性を保つのが難しいでしょう。

いきなり文章を書いちゃダメ

まず文章のテーマを決めます。文章を読んだ相手にどんなアクションをして欲しいのか。どんな企画をどのように通したいのか。上にも書きましたがビジネス上の文章は相手に何らかのアクションを期待して作成します。当たり前だと思われるかもしれませんが、意外と意識できていないひとが多いのです。文章の目的やゴールがあやふやなこともあります。

テーマが決まったら大まかな文章を構成するためのパーツを決めていきます。本で言えば目次、Webサイトで言えば見出しに当たるものです。これが「アウトライン」です。アウトラインを箇条書きで構成していき、それぞれの項目に内容を肉付けしていきます。

アウトラインは文章作成の基本

白紙にいきなり文章を書き始めるのではなくアウトラインから文章を構成するメリットは、文章の内容を俯瞰的に考えることで文章全体の一貫性を保てるという点です。そして断片的な箇条書きから入ることで思考が整理されるというメリットもあります。少しずつアウトプットしながら文章を組み立てることで思考が深まるのです。

文章を書き始める前にアウトラインをつくるのですが、いざ文章を書き始めてみるとアウトライン通りにいかないことがあります。どんどん書くことが膨らんできて方向が変わってきたり、書くことに行き詰まってアウトライン以上に文章を膨らませられないなど。

アウトラインは一度作成して終わりではなく考えながら書くためのツールです。 文章を書きながらアウトラインを確認し、アウトラインを修正しながらまた文章を書き進めます。 アウトラインによって文章を俯瞰的に見ることで一貫性を持たせつつ、アウトライン自体もどんどん変えていってしまっても構いません。アウトラインは文章を書くためのツールであるとともに、考えるためのツールでもあるのです。