TTP(徹底的にパクる)

「TTP」ということば、聞いたことがあるでしょうか。「徹底的にパクる」の略だそうです。

TTP=徹底的にパクる

TTPとは「徹底的にパクる」ですが、パクるといっても法に触れるようなパクり方ではなく、「これは良い習慣だ」とか「これはとても参考になるな」と思ったらとにかく真似をするということです。ビジネスの心得みたいなものですね。

武道の世界では、まずは基本を身に付けなければその先に進めません。師匠や先輩の教えを忠実に守ることから始まります。ビジネスでもまったく同じ。まずは先輩や周囲を見渡し、教えられたことや良いと思ったことを真似することから始めましょう。

企業もパクってる!

TTP、徹底的にパクるって私たちビジネスパーソンの心得かと思いきや、ビジネス現場においては企業でも他社をパクっている事例はたくさんあります。

あるコンビニチェーンでコーヒーがヒットすると他のコンビニでも軒並みパクられ、今では大手コンビニチェーンではどこもオリジナルコーヒーを販売しています。今では見られませんが、コンビニでドーナツが流行ったときも、どこもパクっていましたね。

大事なのは他の人を観察して研究すること

他のひとや企業をパクるには、まずその相手を良く知る必要があります。その場その場で思いつきのように表面だけをパクっても自分の身に付けることは難しいものです。

TTPとは「徹底的に」パクるということ。ポイントは「徹底的に」です。参考にしようと思う相手が、なぜその行動を取るのか、なぜその考え方なのか、なぜその選択なのか、など詳しく観察します。「なぜ」を掘り下げることでその背景を明らかにし、背景ごとパクるのです。

「守破離」の守はパクリから

「守破離」という考え方があり、何事も「守」つまり基本が大事だという記事を以前に書きました。

まだビジネスの現場に出たばかりの若手は先輩や上司を徹底的にパクりましょう。

そしてある程度の経験を積んでくると、もっと高度なスキルを身に付けて自己流にアレンジしたり応用したくなりますが、基礎はきちんと身についているでしょうか。先輩や上司の教えをきちんと真似して自分のモノにしているでしょうか。改めて自分の心構えやスキルを棚卸しして基礎がしっかりしているかどうか見直してみましょう。